レバノン通信機器爆発第2波で死者14人、負傷者最大450人

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2024年9月18日、ベイルートの南郊外で、前日レバノン全土で数百台のページング端末が爆発して致死的な波状となり、死亡した人々の葬儀中に端末爆発が発生したと報告され、救急車が到着した。[写真/代理店]

ベイルート – レバノン保健省によると、水曜日、レバノン全土で起きた無線通信機器の爆発による死者数は14人に上り、負傷者は最大450人となった。

水曜午後、ベイルートの南郊外とレバノン南部と東部のいくつかの地域で爆発音が聞こえた。

治安報告書によると、ベイルートの南郊外でヒズボラメンバー4人の葬儀中に無線通信装置が爆発し、同様の爆発で車や住宅の建物に火災が発生し、数人が負傷した。

地元メディアによると、関与した機器は日本製とされるトランシーバー機器「ICOM V82」モデルと特定されたという。救急隊が現場に出動し、負傷者を地元の病院に搬送した。

一方、レバノン軍司令部は声明を発表し、医療チームの立ち入りを許可するために事件現場の近くに集合しないよう国民に呼び掛けた。

今のところヒズボラはこの事件についてコメントしていない。

この爆発は前日の攻撃に続いて起きたもので、イスラエル軍がヒズボラのメンバーが使用するポケベルの電池を狙ったとされ、その結果、子供2人を含む12人が死亡、約2800人が負傷した。

ヒズボラは火曜日の声明でイスラエルが「民間人も標的にした犯罪的侵略の全責任」を負っていると非難し、報復すると脅した。イスラエルは爆発についてまだコメントしていない。

2023年10月8日、前日のハマスの攻撃に連帯してヒズボラがイスラエルに向けてロケット弾を発射したことを受け、レバノンとイスラエルの国境沿いの緊張が高まった。その後、イスラエルはレバノン南東部に向けて重砲を発射して報復した。

水曜日、イスラエルのヨブ・ガラント国防大臣は、イスラエルはヒズボラに対する「戦争の新たな段階の始まり」にあると発表した。

 


投稿日時: 2024 年 9 月 19 日